もらい事故で高額賠償!?交通事故で泣き寝入りしないために知っておきたいこと

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・自分から起こした事故でなくても

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こちら側が原因でない事故でも高額の倍賞金を支払わなければいけなくなったり、理不尽な思いをすることも少なくないのが交通事故というものです。
どれだけ自分が気をつけていても、もらい事故は起こってしまうんですよね。

だからこそ、事故をもらってしまったときに損をしないように対策を考えておきたいところですが、どのような対策を考えておくのが良いのでしょうか。
何が起こるか分からない世の中ですから、最低限の対策は持っておきたいもの。
もらい事故で損をしないための対策をいくつか紹介したいと思います。

・事故の被害者となったときに損をしないために

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こちらに過失がゼロの場合であっても車の修理や怪我の治療などに時間を割かれますし、怪我が治るまでは不自由な思いをして生活をしなくてはいけません。
事故というのはもらってしまった時点で大きな損となるのです。
だからこそ、それ以外の部分での損は避けたいものですよね。

事故が起こってすぐというのはなかなか上手く物事を考えられなくなったりもしますが、交渉は長引けば長引くほど厄介です。
ですから、事故を起こす前に、そしてもらう前に、しっかりと理解しておきたいのが自賠責保険や任意保険について、または損害賠償の種類や過失の割合の定め方など。

キッチリと1から10まで理解する必要はありません。
自分が事故をもらってしまったときのことを考えて、特に大事なポイントをおさえることができればそれでいいので、最低限のことは理解しておきたいですね。

また、事故相手や相手の保険会社と揉めるのが治療費や慰謝料の部分なのですが、長引く交渉にウンザリして折れてしまう被害者の方も多いようです。
そうならないためにも、病院とはしっかりと治療計画を立てた上で診断書を書いてもらい、治療計終了となる病状についてや後遺症についても医師に話を聞いておきましょう。

治療計画の立て方や診断書の書き方など、自分が損をしないために、保険会社との示談を上手く進められるように、分からないことの内容にしておきましょうね。

・示談の際に損をしないために

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基本的に、示談書にサインをしてしまうと保険会社との付き合いはそこで終わりとなるので、一度サインをしてしまえばその示談書に書かれた支払額以上の金額を後から請求することはできなくなります。
ですから、示談の金額は本当にそれでいいのか、という確認はキチンと行いましょう。

治療が終了したり後遺障害の等級が認定された時点で、通常だと保険会社から慰謝料などに関する示談案がこちらに提示されます。
この場合の示談案というのは、任意保険会社の基準によって出されていることがほとんどなので、ここで安易にOKをしてしまうのは絶対に辞めましょう。

保険会社から提示された示談金額の確認も忘れずに行いたいポイントですね。
慰謝料には任意保険会社の基準だけではなく裁判所の基準もあるのですが、この裁判所の基準の方が高額となっています。
任意保険基準の金額に納得してしまうのは損になってしまうんです。

保険会社かの示談金額の提示があったら、裁判所基準での算定も行うのがオススメです。
2つの基準で算定された示談金額の開きを確認し、その「開き」の部分が示談交渉を進める上での「のびしろ」になると考えておいてください。

また、可能ならば自分でも示談金額を考えてみるのも良いですよね。
自分で算定することによって請求漏れの可能性はその分少なくなりますし、裁判所の基準で算定した慰謝料などを書面にまとめて提示してしまえば、ベースはその書面となるためこちらにとって有利に話を進めることができるようになるかもしれませんよ。

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