死亡率3倍にも!?ヘルメットのアゴ紐をしないのが危険過ぎると話題

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・ヘルメットは本当に必要?

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バイクはもちろん、最近は自転車の普及でクロスバイクやロードバイクに乗っている人も多く見かけるようになりましたが、運転中にヘルメットをしていない人も中にはいますね。
また、頭にはかぶっていてもアゴ紐をしていない状態の人も多いですが、このアゴ紐をしていない状態というのが実はとても危険だということをご存知でしたでしょうか?

ヘルメットをしっかりとしている状態とつけていない状態、もしくは正しくつけられていない場合を比べると、その死亡率は3倍以上に跳ね上がると言われています。

正しくつけることで命を守ってくれるヘルメットについて紹介していきますので、バイクや自転車を楽しまれる方は参考にしてくださいね。
バイクなどの乗り物は安全に、他の人やもの、そして自分の命を脅かすことなく楽しむ必要のあるものです。

・正しくアゴ紐を締めてヘルメットをつけることの大切さ

実は、バイクによる死亡事故でのヘルメット装着率は95%を超えています。
これはとても高い水準であり、バイクを運転する際にはヘルメットを着用するということが広く定着しているということが窺えますよね。
ですが、単純にそうとも言えないんです。

バイクの死亡事故におけるヘルメットの装着率は95%超えと確かにとても高いのですが、その事故時のヘルメット脱落率はなんと31%にも及びます。
ヘルメットを着用していたにもかかわらず、事故時に脱落してしまえば意味はありません。

それを踏まえてもう一度考えてみると正しい意味、そして正しい方法でヘルメットを装着していた人は60%ほどということになります。
ヘルメットの着用はもちろん、アゴ紐を正しく締めることの大切さが分かりますね。

バイクによる死亡事故で最も損傷の多い部位は頭部です。
その割合は全体の50%近くにものぼっていて、ヘルメットを正しく着用してさえいれば死亡を免れることもできた事故がとても多いのです。
被害をできるだけ小さなものにするために、ヘルメットは正しく着用したいですね。

・ヘルメットのアゴ紐は正しく締めよう

かぶり方がヘルメットにおいてはとても重要なわけですが、正しいヘルメットの被り方としてはアゴ紐を締めた状態でアゴの下に指が1本はいるくらいが適切ですね。
きつく締めすぎてもいけないですし、緩くしすぎてもいけません。
首元が苦しく感じず、それでいてヘルメットが頭からずれないくらいが理想的ですよ。

脱落してしまう正しくないかぶり方としては、アゴ紐を全く締めない状態や指がアゴの下に2本以上はいってしまうような緩い状態、半キャップなどをルーズにかぶった状態やサイズの合っていないヘルメットを無理矢理にかぶったりすることが挙げられます。

とにかく大事なことはきつすぎず緩すぎず、ということ。
どのくらいがベストなのかというのはなかなか掴みにくいかもしれませんが、ある程度の衝撃を感じても脱落することはないようにアゴ紐を締めるといいですね。

・どんなヘルメットをかぶればいいの?

ヘルメットにはいろいろな種類がありますが、やはり一番はオープンフェイス形やフルフェイス形のもので、しっかりと顔を覆えるものがベストです。

また、ヘルメットは乗っているバイクによっても選び方や基準が変わるものなので、自分に合ったものを見つけることが大切ですね。
たとえば、排気量が125cc以下の原付きであればハーフ形、というように選びます。
どのようなタイプのものでも正しい着用が重要であることに変わりはありません。

そして、安全に、そして安心してバイクを楽しむためにSG規格やPSCマークの付いたヘルメットをチョイスするようにすると更に良いですね。